2007年10月31日水曜日

Small Business Consulting

Fall2のタームが先週よりスタートしています。今タームで、ひとつElectiveをとりました。Small Business Consultingという授業で、Dukeに来る前から、この授業は絶対とりたい、と強い思いをもっておりました。5~6人でチームを組んで、ダーラム周辺の実際にあるベンチャー企業に、3ターム(10月~4月)かけて、コンサルテーションサービスを提供する、というものです。昨日、クライアントと初のミーティングがありました。Behavioral Healthcare Business(精神病院)向けの業務パッケージを開発しているソフトウェアベンダーで、創業から7年たちますが、従業員は2人、売上は年間2000万円程度、と本当小さい会社です。実際に2人とお会いすると、ともに年齢は40歳を優に超えており、話ぶりも、地に足の着いた、感じの良い方でした。CEOは、もともと心理学者で、今後精神病患者の診療ニーズが増えて行く中、今の精神病院、施設のペーパーベースオペレーションでは、州政府がRegulationを強めている中、対応しきれなくなるだろう、という仮説に基づき、そのソリューションとして、パッケージソフトを開発しました。具体的には、州政府に提出しなければならないドキュメントの管理や、患者との最初の診断から、請求までのプロセスの自動化、ドキュメントに必須項目が入力されているかの管理機能、BS、IS、CFSの自動作成など、の機能がこのソフトで提供されています。診療ニーズに基づいた業務フローを理解しているベンダーは皆無で、そこに競争優位があり、今後伸びていくことを確信されており、来年3月くらいまでに、VCとの契約にこぎつけたく、そのための戦略作成を手伝ってほしい、ということでした。自分のバックグラウンドも活かるし、チームメートはDiversityに富んでいるので、期待通りの授業になりそうな予感がしました。それにしても、あの年齢で、起業しちゃうとは、アメリカ人恐るべし。

2007年10月28日日曜日

Fall Break

こちらにきてはじめて「休憩」を体験。

先週、先先週は、ノースカロライナ州内(オールドセーラム、シャーロット)及びNewYorkと嫁と旅行に行ってまいりました。

州内の旅行は、車でのDayTripでした。オールドセーラムは、南部から北上したプロテスタントによって、1700年代後半に作られた町です。教会の教えに基づき、自給自足を前提に、あらゆる人がコミュニティにおいてある一定の役割を担い、その代償として生活が保証される、という仕組みで発展していったようです。パン屋、レストラン、靴屋、服屋、学校、教会、と当時の建物が保持されており、独特の雰囲気を醸し出しています。実際パン屋では、実際に、昔ながらにパンやケーキをその場で焼き、販売しております。アメリカのど甘いケーキや菓子パンに慣れ始めていた小生にとり、ここのケーキは、控えめで天然素材のみをつかっているため、とても新鮮でおいしかったです。ここを正午にでて、次にシャーロットに移動しました。猛烈に雨が降っていたため、余計時間がかかったのかもしれませんが、オールドセーラムから、車で3時間ほどかかり、午後3時ごろに到着しました。シャーロットは、金融の町で、BankofAmericaやWachoviaの本社があるところで、有名だそうです。さらりと散歩しましたが、特筆すべき特徴は発見できませんでした。早朝に出発(AM8)し、車での移動が4時間以上で、お互い疲れていたので、90分の滞在で、シャーロットを出発し、ダーラムに戻ってきました。12時間中8時間は、車中と、旅行にいったのか、ドライブを楽しんだのか、ようわからん旅でした。

NYは、22日(月)から25日(木)?の3泊4日の旅行になってしまいました。ミュージカルも行き、NBAの試合も観戦し、最終日には、某会社の面接も受けましたが、一番印象に残ったのは、やはり人でした。
妻の親友及びその母がたまたま同じタイミングでNYにいたので、一緒に食事をしました。NHKに入社し、3年で退社し、その後ファッションの道を目指し、単身で英国に渡り、帰国後ファッション雑誌の会社に入社し、この11月に某出版社に再転職される、という面白い経歴の方でした。自分のやりたい事に常に素直なのか、重いものを背負わず、フットワークよく生きている感じがみていて心地よかったです。もうひとり、某お茶の会社の米国法人で社長をされている大先輩に会いました。学生時代留学したときに、同じクラスにいらした方で、MBA取得後8年ほど、NYで米国法人の拡大に、エネルギッシュに邁進されている方です。マンハッタンのど真ん中に、お店とレストランをもたれており、そこで昼食をご一緒させていただきました。いろいろ面白話をいただきましたが、印象的だったのは、GEの人材戦略で、3(Top):5(Middle):2(Bottom)と人材をGradingし、常にBottomの2割はFireする、という政策に対し、彼がMBA時代、教授に大反対のArgumentをしたが、今はまさにそれを自分がやっている、とおっしゃっていたことですね。MBAを取得し、知識武装をした後、いかにその武器を使うのか。その経験が一杯できるところにいかないと、知識と実践との間は埋まらないですね。学んでいる知識には、それ以前にその知識を生んだ人の魂、信念がはいっており、がゆえに知識が実践にいかされたのでしょうから。知識だけ抽出して、ケースでその知識を応用することができても、そこに魂がはいらないと、やっぱり知識は知識で終わるんだろうなあ。

次のBreakは、12月中旬。次は、カリブ海にいこうとおもってまーす。

2007年10月21日日曜日

就職活動

今週木曜日から、1週間、秋休み。
同期組みは、オーランド、ワシントン、シカゴ、バハマ、と
それぞれ、疲れを癒しに観光地を訪れています。
既に、同期私費13人のうち4人が、投資銀行から来年のサマーインターンの
内定をもらっていて、全体的に若干就職活動への緊張感が緩んだ感じも
しますが、小生にとっては、これからが本番。
木曜日は、2社と電話インタビューをし、ボストンキャリアフォーラムの
サイトから、数社に応募しました。昨日は、まったく勉強も就職活動もせず、
一日近辺を旅行しておりましたが、今日は、宿題と就職活動、と凸凹な
生活をしています。ちなみに、明日も今日と同様の生活を送り、
明後日からは、NYに2泊3日の旅行にいきます。
ミュージカルに、知人にあったり、バスケをみたり、グルメを楽しんだりと、
2日間目いっぱい遊び、最終日の午後に、某会社と面接をして、夜11時ごろに
こちらに戻り、翌日8時から授業です。

この就職活動、MBAに入って、本当にいい意味で
悩まされます。コンサルも投資銀行も、GEやPGのような、Global企業も、
MBA卒でないと、なかなか入る機会はないし、またMBA卒向けの特別プログラムを
用意している点も、魅力的です。WhyMBAで書いた卒業後のやりたいこととは、若干
違うのですが、かといってそのような可能性をスパッときれないですね。
ここについては、この1ヶ月かなり悩みましたが、基本方針として、
サマーを提供しているところについては、極力制限を加えずにいろいろ受けることにしました。
先日、某投資銀行の面接に行き、中途半端な気持ちと準備でいって、ぼこぼこになったけど、結果そこで学んだことが今にいきているからね。(会社の価値を以下にあげるか、という観点でアンテナを立てろ、ファイナンスで学んだ理論を実生活に応用してみろ、など)

就職活動自体を楽しまないとね。

2007年10月13日土曜日

Term1終了

正式には、来週のFinalを終えて完了となりますが、授業はないです。振り返ってみると、このTermは、以下の負のサイクルにはまったままでした。
<負のプロセス>
授業中に、内容を理解できない→
後で前の授業の内容理解に時間を費やす→
予習の時間がない→
授業中にさらに内容の理解が追いつかない
(ループにより深化)

英語では、SlipperySlopeと言いますが、つるつるした坂に一度落ちてしまうと、そこから這い上がるのは難しいです。これにはまると、精神衛生も悪化、他の事に使いたい時間が、どんどん吸い取られていきます。次のタームは、この反省を活かして、先手先手でいきたいです。予習ができないことにより、結果的に予習の2倍の時間(授業の時間*2)をロスすることになるので、それを避けたいです。あと今回久しぶりに勉強漬けになり、ついつい受験勉強で培った学習スタイル(100点を目指すスタイル)を持ち出してしまいましたが、ビジネススクールなので、ROIを考え、2割8割の原則に基づき、効率的な学習スタイルを作って生きたいですね。そうすれば、ExtraActivitiesにもっと精を出せると思います。
はー、Finalにむけて勉強しよう。

2007年10月6日土曜日

久しぶり

一ヶ月ぶりのブログです。
久しぶりです。小生生きています。
この1ヶ月(継続中)は、正直、自分のキャパを裕に超える
作業量に、翻弄され、自分を失いっぱなしでした。
勉強、就職活動、クラブ活動、イベント・・・。
これらを克服した後に、明るいブログをかこうと思ったのですが、
まだ、自分暗いです。毎日見つめ続けて、自分て本当だめだなー、
ていつも思っています。でも、そんなにいじめてもかわいそうですね。
来週はTerm1のFinalで、今週も面接がたくさんはいっています。
自分を見失わないで、がんばろう。