2007年6月11日月曜日

Leadership

hg先週のプレゼンコースとは別に、今、留学準備に向けた学校に通っています。今日は、同じくMBAに行く友達がもってきたケースを扱いました。リーダーシップ関連のマテリアル2つを読んだ上で、NUMMI(http://www.nummi.com/)におけるケーススタディーをこなす、というものです。この学校では、Leadershipを扱うことが多いのだが、今回は、たまたま友達が選んだケースとはいえ、以下のような、柔のLeadershipを提言しているケースを、米国発のマテリアルでよく目にします。

→Servant Leadership(召使のように部下に接するリーダーシップ)
→Building Learning Organization(組織が常に学習する能力を維持する役割)
→Designer(守るべき価値観などを導入する役割)
→Teacher(スキルを引き継ぐ役割)
→Steward(部下に奉仕する)
→Unlearning skill(価値観に縛られず、客観的に間違っていることに気づく能力)

ちなみに、NUMMI(GMとTOYOTAの合弁会社)のケースとは、簡単に説明すると、NUMMIから、TOYOTAの優位性を学ぼうと試みたGMだが、当初想定(TOYOTAには技術の優位性がある)とは違い、TOYOTAの優位性とは、従業員一人一人の高い士気に基づき、地道に改善、無駄とりを促進するWorkingEnvironmentであったことを学んだものの、結局それをGMに移転できなかった、という話だと解釈しました。このケースを事例に、リーダーにおけるUnlearnining能力や、Servantismの重要性を説こう、ということだ、と理解しています。

このケースを読んで感じたは、MBAの教材そのものに、Premiseがあり、そこを感じることが、おそらくInternationalStudentのValueなのではないか、ということです。小生が例外かもしれませんが、小生は、上のようなリーダーシップを発揮しようと常日頃心がけてきました。なので、とくに目新しくないのです。しかし、おそらく米国人にとってのリーダーシップ像からすると、本件で学ぶべきことがたくさんあるんでしょうね。そんな観点で、MBAの実際のクラスで、質問していけたらおもしろい、と思いました。

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