2007年12月2日日曜日

反省

今日から12月。7月25日に到着して、数えたら128日間、ここにいることになる。ナイキのケースを読んでいたが、勉強休めにメールをみると、同級生から、MBA友の会のランキングでDuke大学が一位になった、というメールが。事実確認で、MBA友の会のサイトにいく。ランキングを探そうと思ったら、M友主催のイベントで、MBA取得後に日本で活躍されている有名な方々がMBA友の会主催の「MBA壮行会」での過去のスピーチのスクリプトがあったので目を通す。05年、DI社長堀氏、06年ダイエー社長樋口氏、07年ネットライフ企画取締役岩瀬氏。http://www5a.biglobe.ne.jp/~mtomo/
自分はなぜMBAを目指したんだろう、将来何をしたいんだろう、人生で何が大事なんだろう、自分の軸はなんだろう、そんなことを改めて考えさせられる内容であった。ここまで、自分なりに頑張ってきたつもりだし、その成果を感じることも少なくないが、同時に、まだまだ至らない点が多々ある。特に、
1)英語で、日本語と同レベルで仕事をする力をつける
この思いは、このブログでも何度も登場しているが、授業中やチームミーティングでの発言機会で、まだまだ躊躇する自分を変えられないでいる。たまに気持ちが折れそうになることもあるが、特にチームミーティングでは、序所にリーダーシップをとれるようになってきた。この気持ちをこれまで以上に行動に落としていこうと、強く思っている。
2)英語圏での就職
ボストンも終わり、少し就職活動をストップしていたが、今週再開した。ベンチャー系の会社に絞り、リサーチおよびコンタクトリストを年内に作り、Resume及びCoverLetterの送信までを終了させると同時に、Network作りを再開する。
3)起業ネタ
MBAに行く前は、一日ひとつは起業ネタを書こうと思っていたが、授業の予習復習及びサマーインターンの就職活動で、手一杯になっており、本件にまったく着手できていなかった。これからがんばる。

とまあ、気持ちばかり先行しているが、結局このような思いとは、違った優先順位で、これまでの128日を費やしてきてしまった部分が多かれ少なかれあるわけである。環境(MBA)とそこで求められること(予習)、そこに流れている常識(日本でのサマーインターン就職活動)に対応している中で、本質的に思っていることに実行が伴わない日が結果的に多かった訳である。かといって、日々充実していなかったかというと、決してそんなことはない。だから流される訳であるし、危険なのである。今日の1万円と一年後の1万3千円、どっちを選ぶ、という質問に対し、大半は、前者を選ぶ、といわれているが、冷静に判断して、1年後の1万3千円を選んでいくよう、しっかり反省し、ゆるぎない「自分」を強めていこうと改めて思う。

2007年11月22日木曜日

サンクスギビング

今日から、サンクスギビングの休みがはじまった。土日含め、5日間。これまでの活動の疲れの癒しも含め、小生にとっては、非常によいタイミングでの小休憩です。このサンクスギビング、米人にきくと、一年で一番大きいFamilyEventのようで、日本でいうと正月の位置づけです。小生のクラスメートも、それぞれの出身州に戻り、明日は家族とターキーを食べます。このサンクスギビング、別の側面としては、WinterSaleの開始のタイミングです。特に今週の金曜日は、「ブラックフライデー」といわれ、各デパートが一斉にセールを開始します。なぜブラックか、というと、アメリカのFiscalYearは、1月から始まるところが多いのですが、ちょうどこの時期から、黒字の計上が可能になるので、消費者への感謝の気持ちをこめて、セールをする、といわれているそうです。この商慣習は、20年前ほどからはじまったようですが、その間に、消費者も学習をし、いまでは、この日は、価格とストックの両面から品定めをし、12月中旬まで購入を我慢し、小売側がさらなるディスカウントをするのを、待つ、という悪循環が進んでいるそうです。ところで、来月20日より10日間ほど、一時帰国をすることになりました。年越しそばをたべたその日に、再渡米ということで、忙しないですが、如何せん学生なので、お昼の時間帯含め、可能な限り日本での社交を図りたく思っております。

ThanksGiving

2007年11月13日火曜日

Boston Career Forum その後

今日は、先日に引き続き、ボストンキャリアフォーラム及びその後について書きたいと思います。先日は、ボストンでの銀行6行、事業会社2社、コンサル1社、面接回数15回、ディナー3回、と2泊3日でこなしてきて、かつ翌日の宿題を帰宅後着手、ととても忙しく、「未知との遭遇」をさらっと書いてしまいましたが、今回改めて自分が感じたことを書きます。大きく以下の点を強く感じました。

1)効率的
200社以上の会社が一同に集まって、説明会や面接を2日間、しまくります。
小生も、二日であれだけの面接を受けたのは生まれて初めてでしたし、
サマーの場合だけかと思いますが、結果も、二日ででるところが多いので、
我々にとってもBCFは、いいInstituteですね。
2)ボストン
なぜ、ボストンなのか。非常に不思議ですね。
日本からの直行便もないし、物価も高い。大学の数が、多いし、
名門が多い(ハーバード、MIT、ボストンカレッジなど)というのが
唯一の理由としか考えられませんね。
3)面接慣れ
これは、BCF以外でも感じましたが、面接も数をこなすと、序所に何を
アピールしたらいいか、分かってきます。また、特殊な面接(ケース面接)
などは、一度体験して沈没して、勉強をしてみると、思ったほど難しい
ものではないことが、分かりました。(ご興味ある方は、以下のURLを)
http://www.blogmura.com/profile/153137.html
また、MBAとはいえ、所詮一年生なので、
例えばやったこともない、ファイナンスの内容をしっているかといえば、
ほとんどの人は、しらないでしょう。ただ、例えばファイナンスの質問をしたときに、
知識なしでも、どのような考え方ができるのか、を説明し、メンタルタフネスを
見せることが、実は面接のポイントだったり、ということもあります。
また、自己紹介、自分の強み、弱み、興味、などを過去と未来の自分の
空間で、説明することは常に求められますが、これについては、
簡潔に、自分の主張のポイントを抑える程度に留め、冗長にならないことが
ポイントだ、ということもやっていく中で分かってきました。

この3については、広くコミュニケーションや人間力のことなので、定年退職まで
一生ついてまわる問題ですね。

結果は前回お伝えしたとおりですが、
○自分が何をしにここにきたのか
という原点に戻って考えると、これから本格化する米国での就職活動
に参加したい、と素直に思います。グローバルリーダーシップ、英語で
日本語と同じようなパフォーマンスを求められる職場で、貢献し、
将来は、日系企業のグローバル化や、海外企業の日本への進出の支援
ができるようになること、やはりそこにはこだわっていきたいです。
ただ、現実今前々回説明したSBCなどで、米人(元Boozの人)などと仕事を
していて、知恵で、勝負していくのは、コミュニケーションの壁が相当に高いです。
ですので、コミュニケーションにより、それほど影響を受けないスキル
(会計やファイナンスだと思っています)をベースに、日本以外での職探し
もできるよう、準備を進めていこうと思います。

2007年11月12日月曜日

Boston Career Forum

今日までの、3日間、今年の小生の最大のイベント、ボストンキャリアフォーラムがありました。日本語英語のバイリンガル向けの就職セミナーで、学部生からMBA、院生含め世界中から職を探しに人が集まります。その数およそ延べ7000人。MBA1年生にとっては、来年のサマーインターンシップを見つける大きなチャンスです。小生もここでの内定をひとつの目標にしてきましたので、緊張して、本イベントを迎えましたが、狙っていた会社からオファーを頂くことができ、満足する結果となりました。ひとつは某投資銀行、もうひとつは某メーカーですが、あとは、この二つを例えば7週、7週でつめてやらせていただけるかどうか、その交渉が残っています。

それにしても、ここに来て分かったのは、MBAの青田買い及び、学生の興味がシフトしてきている、という2点です。小生が通うDukeは、TOP15の10位前後を毎年移動しているので、Top of topではありません。やはりTop of Topとなると、ハーバード、スタンフォード、ウォートン、ケロッグあたりで、ここら辺は毎年ぶれないです。この超Topに属している人たちのおおくは、渡米前に、投資銀行からの内定は手にしていて、このボストンでは、コンサルや、PE(PrivateEquity)を目指します。つい一昔前は、投資銀行とコンサルが人気を二分していたように思いますが、最近は、PE>コンサル>投資銀行、という順で、ほぼ間違いないでしょう。PEは非常に狭き門で、例えば某B社で、アジア枠で一人、といった感じで、面接も何度も何度も受け、最高の一人を絞っていく、とのことです。このトップの人達とは、たまに会う機会もありますが、本当頭いいです。だいたい東大で、ここに来る前に、PEのような仕事や、投資銀行、コンサル、大手商社などでキャリアを積まれている人です。このような人と会うと、本当自分をいかに差別化するか、の意識を強く持ちますね。いい刺激になります。

この3日間、大学をほったらかしにしてきたので、明日の宿題が山積しています。そろそろ着手します。では。

2007年10月31日水曜日

Small Business Consulting

Fall2のタームが先週よりスタートしています。今タームで、ひとつElectiveをとりました。Small Business Consultingという授業で、Dukeに来る前から、この授業は絶対とりたい、と強い思いをもっておりました。5~6人でチームを組んで、ダーラム周辺の実際にあるベンチャー企業に、3ターム(10月~4月)かけて、コンサルテーションサービスを提供する、というものです。昨日、クライアントと初のミーティングがありました。Behavioral Healthcare Business(精神病院)向けの業務パッケージを開発しているソフトウェアベンダーで、創業から7年たちますが、従業員は2人、売上は年間2000万円程度、と本当小さい会社です。実際に2人とお会いすると、ともに年齢は40歳を優に超えており、話ぶりも、地に足の着いた、感じの良い方でした。CEOは、もともと心理学者で、今後精神病患者の診療ニーズが増えて行く中、今の精神病院、施設のペーパーベースオペレーションでは、州政府がRegulationを強めている中、対応しきれなくなるだろう、という仮説に基づき、そのソリューションとして、パッケージソフトを開発しました。具体的には、州政府に提出しなければならないドキュメントの管理や、患者との最初の診断から、請求までのプロセスの自動化、ドキュメントに必須項目が入力されているかの管理機能、BS、IS、CFSの自動作成など、の機能がこのソフトで提供されています。診療ニーズに基づいた業務フローを理解しているベンダーは皆無で、そこに競争優位があり、今後伸びていくことを確信されており、来年3月くらいまでに、VCとの契約にこぎつけたく、そのための戦略作成を手伝ってほしい、ということでした。自分のバックグラウンドも活かるし、チームメートはDiversityに富んでいるので、期待通りの授業になりそうな予感がしました。それにしても、あの年齢で、起業しちゃうとは、アメリカ人恐るべし。

2007年10月28日日曜日

Fall Break

こちらにきてはじめて「休憩」を体験。

先週、先先週は、ノースカロライナ州内(オールドセーラム、シャーロット)及びNewYorkと嫁と旅行に行ってまいりました。

州内の旅行は、車でのDayTripでした。オールドセーラムは、南部から北上したプロテスタントによって、1700年代後半に作られた町です。教会の教えに基づき、自給自足を前提に、あらゆる人がコミュニティにおいてある一定の役割を担い、その代償として生活が保証される、という仕組みで発展していったようです。パン屋、レストラン、靴屋、服屋、学校、教会、と当時の建物が保持されており、独特の雰囲気を醸し出しています。実際パン屋では、実際に、昔ながらにパンやケーキをその場で焼き、販売しております。アメリカのど甘いケーキや菓子パンに慣れ始めていた小生にとり、ここのケーキは、控えめで天然素材のみをつかっているため、とても新鮮でおいしかったです。ここを正午にでて、次にシャーロットに移動しました。猛烈に雨が降っていたため、余計時間がかかったのかもしれませんが、オールドセーラムから、車で3時間ほどかかり、午後3時ごろに到着しました。シャーロットは、金融の町で、BankofAmericaやWachoviaの本社があるところで、有名だそうです。さらりと散歩しましたが、特筆すべき特徴は発見できませんでした。早朝に出発(AM8)し、車での移動が4時間以上で、お互い疲れていたので、90分の滞在で、シャーロットを出発し、ダーラムに戻ってきました。12時間中8時間は、車中と、旅行にいったのか、ドライブを楽しんだのか、ようわからん旅でした。

NYは、22日(月)から25日(木)?の3泊4日の旅行になってしまいました。ミュージカルも行き、NBAの試合も観戦し、最終日には、某会社の面接も受けましたが、一番印象に残ったのは、やはり人でした。
妻の親友及びその母がたまたま同じタイミングでNYにいたので、一緒に食事をしました。NHKに入社し、3年で退社し、その後ファッションの道を目指し、単身で英国に渡り、帰国後ファッション雑誌の会社に入社し、この11月に某出版社に再転職される、という面白い経歴の方でした。自分のやりたい事に常に素直なのか、重いものを背負わず、フットワークよく生きている感じがみていて心地よかったです。もうひとり、某お茶の会社の米国法人で社長をされている大先輩に会いました。学生時代留学したときに、同じクラスにいらした方で、MBA取得後8年ほど、NYで米国法人の拡大に、エネルギッシュに邁進されている方です。マンハッタンのど真ん中に、お店とレストランをもたれており、そこで昼食をご一緒させていただきました。いろいろ面白話をいただきましたが、印象的だったのは、GEの人材戦略で、3(Top):5(Middle):2(Bottom)と人材をGradingし、常にBottomの2割はFireする、という政策に対し、彼がMBA時代、教授に大反対のArgumentをしたが、今はまさにそれを自分がやっている、とおっしゃっていたことですね。MBAを取得し、知識武装をした後、いかにその武器を使うのか。その経験が一杯できるところにいかないと、知識と実践との間は埋まらないですね。学んでいる知識には、それ以前にその知識を生んだ人の魂、信念がはいっており、がゆえに知識が実践にいかされたのでしょうから。知識だけ抽出して、ケースでその知識を応用することができても、そこに魂がはいらないと、やっぱり知識は知識で終わるんだろうなあ。

次のBreakは、12月中旬。次は、カリブ海にいこうとおもってまーす。

2007年10月21日日曜日

就職活動

今週木曜日から、1週間、秋休み。
同期組みは、オーランド、ワシントン、シカゴ、バハマ、と
それぞれ、疲れを癒しに観光地を訪れています。
既に、同期私費13人のうち4人が、投資銀行から来年のサマーインターンの
内定をもらっていて、全体的に若干就職活動への緊張感が緩んだ感じも
しますが、小生にとっては、これからが本番。
木曜日は、2社と電話インタビューをし、ボストンキャリアフォーラムの
サイトから、数社に応募しました。昨日は、まったく勉強も就職活動もせず、
一日近辺を旅行しておりましたが、今日は、宿題と就職活動、と凸凹な
生活をしています。ちなみに、明日も今日と同様の生活を送り、
明後日からは、NYに2泊3日の旅行にいきます。
ミュージカルに、知人にあったり、バスケをみたり、グルメを楽しんだりと、
2日間目いっぱい遊び、最終日の午後に、某会社と面接をして、夜11時ごろに
こちらに戻り、翌日8時から授業です。

この就職活動、MBAに入って、本当にいい意味で
悩まされます。コンサルも投資銀行も、GEやPGのような、Global企業も、
MBA卒でないと、なかなか入る機会はないし、またMBA卒向けの特別プログラムを
用意している点も、魅力的です。WhyMBAで書いた卒業後のやりたいこととは、若干
違うのですが、かといってそのような可能性をスパッときれないですね。
ここについては、この1ヶ月かなり悩みましたが、基本方針として、
サマーを提供しているところについては、極力制限を加えずにいろいろ受けることにしました。
先日、某投資銀行の面接に行き、中途半端な気持ちと準備でいって、ぼこぼこになったけど、結果そこで学んだことが今にいきているからね。(会社の価値を以下にあげるか、という観点でアンテナを立てろ、ファイナンスで学んだ理論を実生活に応用してみろ、など)

就職活動自体を楽しまないとね。

2007年10月13日土曜日

Term1終了

正式には、来週のFinalを終えて完了となりますが、授業はないです。振り返ってみると、このTermは、以下の負のサイクルにはまったままでした。
<負のプロセス>
授業中に、内容を理解できない→
後で前の授業の内容理解に時間を費やす→
予習の時間がない→
授業中にさらに内容の理解が追いつかない
(ループにより深化)

英語では、SlipperySlopeと言いますが、つるつるした坂に一度落ちてしまうと、そこから這い上がるのは難しいです。これにはまると、精神衛生も悪化、他の事に使いたい時間が、どんどん吸い取られていきます。次のタームは、この反省を活かして、先手先手でいきたいです。予習ができないことにより、結果的に予習の2倍の時間(授業の時間*2)をロスすることになるので、それを避けたいです。あと今回久しぶりに勉強漬けになり、ついつい受験勉強で培った学習スタイル(100点を目指すスタイル)を持ち出してしまいましたが、ビジネススクールなので、ROIを考え、2割8割の原則に基づき、効率的な学習スタイルを作って生きたいですね。そうすれば、ExtraActivitiesにもっと精を出せると思います。
はー、Finalにむけて勉強しよう。

2007年10月6日土曜日

久しぶり

一ヶ月ぶりのブログです。
久しぶりです。小生生きています。
この1ヶ月(継続中)は、正直、自分のキャパを裕に超える
作業量に、翻弄され、自分を失いっぱなしでした。
勉強、就職活動、クラブ活動、イベント・・・。
これらを克服した後に、明るいブログをかこうと思ったのですが、
まだ、自分暗いです。毎日見つめ続けて、自分て本当だめだなー、
ていつも思っています。でも、そんなにいじめてもかわいそうですね。
来週はTerm1のFinalで、今週も面接がたくさんはいっています。
自分を見失わないで、がんばろう。

2007年9月8日土曜日

Life other than study


9月4日より、Term1がスタートし、一週目が終了しました。授業では、「ああ、この人まともだな」と思ってもらえるレベルには至っておらず、欲求不満な日々ですが、授業以外における会話には、随分慣れてきました。ここDukeでは、FuquaFridayというイベントが毎週金曜日、FOXセンターという大食堂兼大社交場があります。ここに一年生、二年生が集まり、軽食とお酒が提供され、社交します。今回は、こちらに来て初めて、二年生も参加、ということで、大変盛り上がりました。このような社交場で、さまざまな人と交流していると、コミュニケーションにおいて、英語力以外に、何ができて何ができていないか、が序所にわかってきます。FuquaFriday、その後の日本人同士での飲み、そして昨日のチームディナー、と経過して、気づいたことは、こちらのコミュニケーションの基本は、自発的な自己アピールだということです。自分がどう感じたのか、何を思ったのか、どう考えるか、という「自分」を会話の中心にもっていくスタイルです。軽い挨拶の後は、Tell me about y0urself、と聞かれなくても、自分の中に、自分をアピールするStoryをいくつももっていて、それを会話の流れに乗りながら、自発的に発言していくこと、これですね。これが、自然にできるかどうかが、語学を超えたコミュニケーションスタイルとして必要とされます。日本語でも、これをやっている人はいますが、小生はやっていなかったですね。これまでのスタイルを変えるのは大変ですが、今週からは、このスタイルへの移行を本格的にスタートさせようと思います。スタイル、という観点では、昨日人生で初めて、自分で散髪しました。最初は髪にはさみをいれるのに躊躇しましたが、結果的には、結構うまくきれました。この経験により、以下を新しいアイディアとして入手しました。1.ショートであれば、散髪は、テクノロジー(トリマー)を使えば十分SELFCUTできる 2.細かい点については、むしろSELFCUTの方が、自分のイメージに近い形を作れる(後ろは除く) 3.待ち時間及びお金が浮く 4.ものづくりの楽しみ(昔プラモデルを作ったり、美術の時間に粘土で人形をつくったときのような感覚)が得られる 5.こまめに散髪ができる などなど
このような、慣習への挑戦→経験→考えの変化、という流れを公私たくさん作っていきたいです。

2007年9月1日土曜日

Global Institute終了

今日で、3週間続いた、Global Instituteのプログラムが終了しました。今日、FinalExamがありました。ManagementとLeadershipの2科目あったのですが、Managementの方の試験は、本当に難しかったです。4時間で、OpenNote、OpenBookだったけど、範囲が広く、理解度の深さも求められる試験だったので、普段の授業の中で、確実な理解を積み上げていかないと、対応できない、ということが判明しました。日常は適度に理解をし、試験前に理解度を深め、試験に臨む、という高校時代から身に着けてきた日本の学習習慣を改めないといけないですね。兎に角、読む速度及び理解度を、日本語並みに上げていかないと、到底Nativeどもには、太刀打ちでませんね。

筆記試験はさておき、この3週間は、その前のLanguageInstituteでは経験できなかったことを、いくつか経験でき、9月からはじまるTerm1を迎えるには、とてもよいプログラムだった、と思っております。特にLeadershipの授業はとても楽しかったです。今後のGroupWorkの中で実践していける「ツール」を習得できた、と実感しております。また、この授業を通じて、ビジネススクールで座学ではなく実践として何が学べるのか、を若干体感できたと思っております。例えば、同じチームメンバーで長く活動することによるデメリットとして、個の画一化、というのがあります。チーム活動の中で、価値観や信念、基準(総じて文化)を交換し、共有していくことで、チームとしての一体感や、効率化、団結力、というものが強くなり、そのチーム内における責任や、達成に対する執着度、は強まっていくわけですが、一方で、個として、そのチームの文化に合わせようとする圧力が強まり、個としてのユニークな部分がそがれていき、それによりチームの文化がさらに強化されます。このような文化は、変化に対しては非常に脆いです。長年拠り所にしてきた価値観、考え方、基準の一部にメスをいれなければいけないからです。このような状況を打破するためには、どうしたらいいのか。正解はないですね。例えば、どこかの自動車会社がやったように、機能軸で構築されていた部それぞれから、人材を抜きCrossfunctionチームを作り、機能ではなく事業を軸に、目標を設定し、その達成度で、評価をするようになると、機能を代表しているという意識が衝突ではなく、共有に動きやすく、個々の違いをいかす文化が醸成されるかもしれませんし、あるいは、もう少し小規模に、グループワークの進め方として、NGT(匿名で、最初の30分ほどで、個々のアイディアを紙に書き、それを共有するところから、グループワークをスタートする)により、個の意識を強めることにより、解決できるかもしれません。ビジネスを学ぶ前提として、7割くらい通用する論理なりツールがあれば、それは理解し実践する価値があるが、あくまでの状況をどう判断するのか、という軸がベースにあり、そこがツールを増やせば増やすほど大事になる、ということなのではないかなあ、と思いました。

2007年8月27日月曜日

My wife has arrived

昨晩、妻が来米しました。I-20を持っていないことが、出発直前にわかり、ひやひやしておりましたが、無事に到着しました。やはり、一人より妻と一緒の方が、生活が何倍も楽しいですね。今回の留学を機に、日本で自動車免許をとってきたばかりで、早速今日、Walmartへの買い物に、妻の運転でいきましたが、運転自体は、かなりスリリングでしたね。普通に買い物しただけでしたが、特に妻からすると、Walmartのような、大きな小売店は日本にありませんから、行くだけで楽しいようです。この田舎町ダーラムの住環境も、わが住居も、まだ初日なのでこれから変わるかもしれないけれど、かなり気にっていただけたみたいなので、安心しました。二人で助け合って、またお互いネットワークを広げて、いろいろな人との交流を増やし、いい経験をこれからたくさんして、成長していこう、と気を新たにしました。

2007年8月26日日曜日

Day in Durham(TROSA)

今日は、午前中に、Travels of T-shirtのケースディスカッションをチームで実施し(全然貢献できなかった)、その後Day in Durhamという、DukeのCASE(Social Entreを研究しているInstitution)主催のイベントに参加しました。TROSA(http://www.trosainc.org/)という会社の訪問にいきました。この会社は、小生が住んでいるDurhamという街で、酒や薬の中毒になっている人に対し、職業訓練、メンタルカウンセリング、社会復帰までの衣食住の支援など、総合的なサービスを提供しているNPOです。コミュニティ(市政府や学校、地元企業)からのスポンサーを受け、職業訓練の場として、実際に、引越しサービスや、家具のリサイクル店、不動産、自動車修理などのビジネスを訓練生を人的資源に経営し、経営に必要なコストセンター組織(会計など)も、職業訓練で学んだ知識、スキルを活用する場として、訓練生を使って、運営している。2年間のプログラムで、その間は、住居や食事、医療サービスも、TROSAから提供されている。この仕組みそのものが成り立っていることにまず驚きました。最初は、職業訓練の部分だけを、市から昔小学校だった施設を1ドルで買い取り、1994年にスタートしたそうですが、今では、自給自足の経営ができるまでになった、とのことです。細かい数字は、把握していないが、引越しのビジネスだけで、年間3.5億円くらいは、収入がある、といっていました。もっと驚いたのは、実際にこのプログラムに参加している人達です。6部門くらいまわり、簡単な自己紹介をプログラム生にしていただきましたが、皆、正々堂々と、30年間コカイン中毒でした、とか15年間アルコール中毒でした、と発言し、それほど長い期間、習慣にしてきたものを、捨て、人生を変えようと、がんばっていることです。前回のブログじゃないですが、この2年間くらいで身に着けた怠け癖に悪戦苦闘している自分からすると、30年も継続してきた癖を変えようとしている、ということは、本当に驚きですし、またそれを支援し、結果をのこしているTROSAという会社にも、感動します。ソーシャルエンタープライズは、社会の問題を解決する、というゴール達成をモチベーションに会社設立がスタートするのですが、TROSAに似た観点で、日本にも、いくつか解決できそうな問題がありますね。ニート、高齢社会、外国人労働者などなど。SocialEntreに、非常に興味をもちました。

PS
これから、嫁を迎えに空港にいってきます。

2007年8月25日土曜日

2週目終了

今日で、2週目が終了しました。1週目に比べ、授業にも慣れてきたし、内容の理解度もあがってきている実感があります。同時に、最近とみに目立つのが、自分の性格です。無駄な時間を一切作らないようにしないと、とても、米人と同等程度に授業に参加できる状態にもっていくことはできないことはわかっているのですが、ついつい関係ないことをしている自分を見つけることが多いです。で、もうこの時間からやらないと、絶対だめ、という状況になって、ダッシュする、という悪循環。仕事でも、このような自分には、ちょくちょくぶつかってきましたが、今回のように、毎日目にすると、さすがに自分が馬鹿に見えてきます。これは、どうあがいても、自宅で一人でいる以上解決できない(=弱い自分がひょっこり顔をだしてしまう癖は治らない)と諦め、自宅の近くにあるビジネスセンターで、勉強するようにしました。今も花金の夜だというのに、ビジネスセンターで、明日の朝からのGroupDiscussionの準備をしております。それにしても、2週間しかたっていないけど、英文は相当よんだなあ、という実感があります。間違えなく毎日50Pは読んでますね。きっとこれを続けていると、気がついたら、一枚皮がむけるんだろうなあ、と信じて、がんばっています。この文章からも推測できるかと思いますが、今の人生は、勉強という色一色で、彩られていますね。つまらないでしょ。明日は、いよいよ嫁が来米します。正式に結婚してから、ずっと別居だったし、この1ヶ月物理的にあっていないので、とても楽しみです。

2007年8月23日木曜日

Leadership

今、Leadershipの授業を受けております。Leadershipって何を教えるのって、受講前から、疑問を抱いておりましたが、一回3時間の授業を6回ほどうけて、漸くわかってきました。小生が通っているDuke大学のMBAでは、CollaborativeLeadershipというコンセプトを生み出し、それが何か、をさまざまなActivityを通じて、生徒に体験させ、その体験から、コンセプトがワークするかどうか、を学習させよう、という狙いをもって、カリキュラムを組んでおります。例えば、先日は、あるケースを読み、あなたがHRのDirectorで、3人の候補から1人を選ぶ、という状況で、誰をどういう基準で選ぶか、について、チームでコンセンサスをとり、そのとり方について授業でディスカッションをする、という授業がありました。そこでの体験を共有した上で、一般的にチームでの意思決定におけるメリット、デメリットについてのコンセプトを説明し、比較してみる、という感じです。よく考えられているなあ、と思いました。自分で体験したことを鏡に理論を比較すると、例えば、チームでは、PeerPressureによる影響、人間の心理の普遍的なパターンである、衝突を避ける傾向、また最初に発言した人の情報に影響を受けて次の人が発言するという傾向などにより、情報の幅、多様性が損なわれる可能性がある、と一つ一つ言葉で言われるより、はるかに理解しやすいですね。体験にすべての要素が含まれてますから。Leadershipで学んださまざまなコンセプトの中で、小生が特にすきなのは、Intrinsic values(企業文化、人と人との結びつき、社会貢献など)とExtrinsic values(お金、地位、権限、オフィスなど)を、企業におけるIMC(Information, Motivation, Collaborationの略)の発展にいかに結び付けていくか、という議論です。

2007年8月18日土曜日

一週目終了

今日で、一週目が無事?終了しました。毎日夜遅くまで、ケース及び補足資料を読んで、朝からコールドコール授業に望み、授業後にグループワーク、そして帰宅後は、翌日のリーディング。本当、これしかしてない、というかできていない。今年に入ってからまともに仕事をしていないせいか、徹夜してがんばっている自分に遭遇するのが、とても懐かしく感じました。ただ、このままでは授業についていくのが、やっと。授業をひっぱっていくくらいの気概でやらないと、Nativeに認めてもらえないですね。要は、どう差別化を図り、他の人ができない貢献をもたらすことができるか、ですね。今度は、もうすこしまともなブログを書くことができるよう、がんばります。

2007年8月14日火曜日

Institution

先週から、MBAのレギュラークラスはスタートしましたが、本格的には、今日が初日でした。2コマ(1コマ3時間)授業がありましたが、どちらも興味深かったです。目から鱗まではいきませんでしたが、Institionから物事を捉える、というコンセプトのボツワナのケーススタディは面白かったです。Institionというのは、日本語訳でいくと、「設立」とか「慣習」とか「制度」とかいろいろな訳がありますが、ビジネスの視点でみたときには、「物・人・情報・お金を円滑に回していくための制約」という定義です。例えば、小生の経験でいうと、トヨタ関連企業にIT関連の製品をセールスに行っても、基本、一見さんはお断りされ、またアポをとれて、キーマンにお会いできたとしても、なかなか購入してもらえません。物、人、情報を『円滑』にまわすための策として、著しく確立された人間関係に依存して、意思決定をしていく、それが、トヨタのInstitutionです。もっと明らかなのは、具体的に法律、とか権利なんていうのも、Institutionですね。知的所有権とか、独占禁止法なんかをイメージすればいいのでしょう。で、当然このようなInstitutionはFormalなものもあればInformalなものもあります。先のトヨタの製品選定方式なんかは、Informalでしょうし、独禁法なんかはFormalなものです。話が少し脱線しちゃいましたが、ケースでは、FormalなInstitutionに注目し、さまざまな統計データから、結果として、各国のGDPの成長率と、FormalなInstitutionの質量を計測する指数との間に強い相関関係が見られる、ということが、わかりました。何が面白いなあ、とおもったかというと、Institutionってビジネスのネタそのものだということです。例えば格付け会社(Moody'sやS&P)なんかは、資金をグローバルスケールで円滑にまわすために必要なInstitutionだ、と思ってできたのだろうし、証券取引所なんかもそうですね。また、小生がこれまでやってきたITソフトウェアベンダーにおいても、InformalなInstitutionがないと、当然売れないですね。超大手(OracleやSAP)であれば、ブランドと実績が、Institutionとして機能しているから、取引コストを下げられる、とも考えられますね。逆に、いいInstitutionがあれば、もっと売れる会社ってのもたくさんあるはずですね。そんなInstitutionが作れれば、ビジネスになるかも、です。もっと円滑にまわせるのに、回っていない業界、企業、地域、国。逆に、新しいInstitutionが国や、知事により、施行されることによって、生まれるビジネス、なんていうのも、あるはずです。ではまた。

2007年8月11日土曜日

NativeSpeaker

昨日から、いよいよNativeSpeakerも加わったMBAがスタートしました。
仕事でも、過去に経験していたから、わかるけど、やはり、Nativeの間に
入っていくのは難しい。何が難しいか、というと
1)会話の速さ
2)会話の前提知識(土地、人気番組など)不足
3)興味(米国人は、日本人にそれほど興味を持っていない感じがしました。)
です。
ケーススタディーならまだしも、今日のようなレクリエーションアクティビティ
(オリエンテーションのようなもの)では、会話が、日常に近く、同じ知識を共有
していないので、なかなかわかりません。

これは短絡的に解決できる問題ではないですね。

はあー。

ってことで、明日はクラス対抗オリンピック。
ダンス踊って、注目をあびれるかなあ?

2007年8月9日木曜日

Language Institute終了

今日(8日)で、LanguageInstitute(InternationalStudent向け)が終了しました。8日間、当初予想していたものよりも、ハードでした。ハードな分学んだことも大きかったです。
1)文化的背景の違いとコミュニケーションの仕方の違いの関係
2)発音の仕方(Stressをどこにおくか)
3)会話への入り方、さえぎり方
(Pauseに割り込むのはOK、相手の内容をRepeatした上で、自分の意見をいう)
4)英文の読み方
(Scan:特定情報を探す、Skim:900 words/minute、StudyReading:通常)
(ActiveReading:内容を予想しながら読む、理解を深めるために自分に質問をする)
(Preview:TitleやSubtitleから内容を予想する)
(Survey:パラグラフの最初の文だけ読み構造を把握する)
5)ケース準備の心構え
(事実は何かを理解し、質問に瞬時に反応できるようにする)
(人の意見を聞きながら、自分の意見をEnhanceし、いつでも話せるように準備しておく)
スキル的なところは、そんなところです。
一番大きかったのは、「ださい根性」と戦う過程を経験できたことです。「ださい根性」とは、眠い、疲れた、やる気ない、覚えられない、英語しゃべれない、上海ガールむかつく、などの負の精神から発露した「逃げの気持ち」のことです。このような気持ちに負けてしまうんだったら、とっとと帰国したほうがよっぽどましです。なんのために、ここにきたのか、わからないです。これから、明日からいよいよ米国人も参加した本格的なプログラムがスタートします。LIを通じて、前のめりでがんばるぞ、という決意をさらに強めました。

2007年8月6日月曜日

上海ガール

今日は日曜日だというのに、朝からケースを読み、午後はケースの課題解決案を火曜日にグループプレゼンするため、その作業で、夜の8:30まで、学校にいました。小生のチームは、ペルー人、韓国人、おれ、そして上海ガール。今にはじまったことではないが、この上海ガール、非常に我が強いです。相手の意見と自分の意見が違うと、かならず、「NO」といい、人の話をさえぎって自分の話をはじめます。また、人が話しているときは、人の話をあまりききません。たまりかねて、「No、No、ばかりいうのは、Annoyingだ」と口走ってしまいました。そしたら、彼女は、あやまってきました。Noというつもりはないんだけど、癖でついいってしまうの、と。それをきいて、彼女は、心の中では、別にNOといっているわけではないけど、英語になれてなくて、NOといっている、と考えることができるようになりました。そして、彼女も、それ以降、NO、NO、という回数が減ってきて、グループワークがスムーズになりました。グローバルリーダーシップ、を磨くのは本当難しい、と思いました。

2007年8月4日土曜日

First Exposure to CASE STUDY

今、夜中の2時ですが、これからCaseのReadingに入ります。水曜日から本格的な授業がスタートしました。LI(LanguageInstitute)という、簡単にいうとインド人を除くNon-Nativeの生徒が、Nativeと伍していくための、テクニック及びメンタリティを8日間(土日含む)で、徹底的に身に着けましょう、というプログラムに強制参加しております。まだ3日目が終わっただけだけれども、とてもタイトでしたし、その分学んだことが多かったです。何を学んだか、Majorなものを4つあげろといわれたら、
①Readingのレベルを構造的に、事実に基づいて’深く’、’理解’する
②TimeManagement
③Speakingとしての英語における、Stress、の重要性
④恥はかかないことが恥、というメンタリティ
ですね。

①ここで初めて、「あー」と思いましたね。MBAにいってかえってきた人が書いた本を何冊か読みましたが、「これってMBAにいかなくても、まなべるじゃん」と思ったことが多々ありましたが、それは変わらないとしても、「本を読んで学べるものではない」、という確信がもてましたね。
ケースでは、Coldcallをされますが、当てられたら、「あれー、どこに何が書いてあったっけー」なんてケースに戻る時間は皆無でした。Factに基づいて、何が推測できるのか。20ページにも渡るさまざまな情報を、正確に、構造化し、理解し、記憶し、何をきかれても瞬時に答えるようにしておくことが、ケースの準備の最低限だ、ということ学びました。
②今はケースについて、何が一番の問題で、なぜそう思ったのか、なぜ他の問題となりうるものを優先しなかったのか、事実に基づいた判断、及びPriorityについて、2Pageでまとめ、朝7時までに提出することがAssignされております。それをするには、①に基づいたReadingが1ケースでどれだけ時間を必要とするのか、その時間をどう捻出するのか、を常に考えないと、授業の時間、座っている意味がないですね。10分でも5分でも時間があったら少しでもReadingをして貯金をしておくようなMentalityがこれからもっと必要になってきます。
③これは、とても参考になりました。単語もそうだし、センテンスとしてもそうですが、英語はストレスLanguageです。たとえば自分の名前は、ちから、ですが、NativeSpeakerに、ちから、といっても理解してもらえない、っていうんです。どこにストレスがあるのか、たとえば、仮に、か、にストレスがあるなら、ちから、でなく、ちかーーら、と発音すれば、一発でわかってくれます。
④ケースクラスに座ると、どきどきしてました。Coldcallされたらどうしよう。発言がまちがっていたらどうしよう。他の人に自分の意見を先にいわれたらどうしよう。など。この感じ方を変えていく、というのは、そのような場所に身をおき、Negativeな感じ、を行動で弱めていく、あるいは、培いたい感じを強めていく、という「Action」が必要になります。一回目に、予想よりもかなりはやくColdcallされたとき、なんとか発言してやろう、と発言しましたが、終わったあとに、なんでこんな短い内容なのに、Sentimentalに、こんなに反応したんだろう、と自己対話をしました。やはり英語で、皆の前で発言することになれていないからですね。でもこの3日間、その反省を糧に、あてられたら、結果的に間違っててもいいから、しっかりと声を大きく正々堂々とゆっくり話しをしよう、と強く思い、当てられたときに、その思いをこめて発言しました。自分の中では、この3日でも、少し成長できたな、と感じることができました。

2007年8月1日水曜日

英語の発音

昨日、英会話診断のFeedbackを受けました。非常によい指摘をうけました。Words間に、「あー」とか、「えー」とか、母音を少しでも入れると、NativeSpeakerからは、ききとりにくくなる、ということです。いわれてみると、確かに。言葉と言葉を子音でつなぐように心がけると、まだ慣れていないのか、話すスピードが遅くなった。きれいで、基本に忠実な英語の確立、はつねに心がけていますが、まだまだ先は長いなあ。

2007年7月30日月曜日

会食 with American Indian Korean, and Japanese

今日は、同級生のK嬢(某ビール会社を退社し、一人で米国に乗り込んでこられたナイスパーソン)の紹介で、ディナーに参加しました。米人:2、インド人:2、韓国人:3、日本人:4 計11人。いくつか発見がありました。まず、AfterMBAのゴールが皆ほぼ同じ(日本人だけが違った→Good)。Private Equityか、コンサルか、投資銀行。あまりおもしろくないですね。後、韓国人MBAは母数が非常に多い、ということです。今年は、どこのMBAも比較的日本人は多いですが、韓国人は、おそらく日本人の1.5倍くらいいます。まだなぜかは掴めていないが、これから韓国人と話をするたびに理由をきいていこうと思いました。最後に、そもそもこの会食が、日本食愛好精神から、きていることもあるのか、米人、インド人、ともに、非常に気さくで話しやすい人でしたね。このような人脈をさらに広げ、GlobalNetworkを構築していきたいですね。いわゆる典型的な留学生活の週末をすごさせていただきました。

2007年7月28日土曜日

アメリカを触る

米国はノースカロライナ州ダーラムに到着してから、4日ほど経ちました。最初の2日は、例の荷物到着遅延に伴い、車がかりれませんでしたが、3日目に車を借りることができ、大急ぎで、家の住環境を整えていきました。電子レンジ、寝具、プリンター、車、野菜、果物、冷凍食品、授業料支払い、携帯電話契約などなど。本当どれも入念に選ぶことせず、衝動買いチックに、ばしばしやりました。買い物を通じて、違和感を感じました。まず、お店そのもの。ご想像のとおり馬鹿でかく、本当必要なものは何でも売ってます。最近イオンなんかもそんな感じになってきましたが、違いは、やはりすべてのものが、1フロアーにそろっている(2階以上のフロアーはない)ということと、買い物カゴの大きさです。プリンターと寝具とスティック野菜とミネラルウォーターで、XXUSDです、なんて経験は日本ではしえないですね。この経験、正直結構便利だなー、と思っちゃいました。階段乗り降りする必要ないし、キャリーでそのまま車の近くまで運べるから楽だし、特に私のような、生活のセットアッパーからすると、意図的に店を回ることにより、必要なものが思い出されて、漏れなく買いものができる環境が提供されている感じがしました。こんなアメリカ固有の経験に好き嫌いを示していくことにより、自分がより激しく変化したり、より自己認識を高めたりできるんだなー、と感じるのでした。

2007年7月26日木曜日

ハッスル『ハッスル』

ハッスルという言葉。日本では、野球の『ハッスル』プレーに象徴されるように、ちょっとお茶目にがんばっている人に対して使うケースが多い気がしますが、英語では、hassle=混乱、苦闘、を意味します。昨日無事に米国に到着しましたが、かなり『ハッスル』しちゃいました。小生預けた荷物が、Lostする経験をしたことがなかったのですが、今回はじめてLostのハッスルを経験しました。ワシントンDCで別のFlightにTransferする際に、時間的猶予は90分ほどあったのですが、まずNON-US用の入国審査のシステムがダウンしており、30分微動だにせず、結局審査終了までに60分消化。1万ドル以上のドルを持っていたため、呼出をくらい、まつこと10分。結局利用目的を4秒で説明し、通過。その後再度荷物検査があり、そこでも、まつこと10分。半ば乗り遅れを覚悟していたが、ラスト10分猛ダッシュ。出発時刻と当時に乗り込むことができ、なんとか無事目的に到着。LostClaimを出し、翌日10回以上航空会社に電話しまくり、なんとか、その日の夕方に荷物ゲットしました。最近このような憂き目にあうときは、あえて楽しむようにしています。Negativeなこと考えても人生面白くないですから。たとえば、入国審査のシステムがダウンしたとき、結構回りの人は、係員を捕まえて、次のFlightに間に合わない可能性について、不平不満を漏らしてたけど、漏らした後の表情を見ると、さらにうかない顔してました。彼らだって、意図してシステムダウンなんて望んでいないし、復旧に向けてがんばってるはずなのにね。そんなうかない顔をしている様々な国籍の人みて、ちょっと優越感に浸ったりしました。また、猛ダッシュの時は、各Gateでまっている人々の間を、走っていたのですが、満面笑みを心がけるようにしました。せかせかしている人をみると、なんかいらいらするよね。小生は、ダッシュしている理由は、Flightに間に合うため、じゃなくて、ダッシュするのが大好きだからなんだよ、っと皆に思ってもらえれば、皆の気持ちがどんだけ和らぐか、そんなことを思って、超笑顔ではしっていました。そんな自分って、『ハッスル』しているなー、なんて思って。ハッスル『ハッスル』。

2007年6月27日水曜日

楽天山崎とNLP理論

人間とは本当、不思議です。何かの契機で「大化け」しうります。恐らくスポーツの世界に限らず、さまざまなところで、この「大化け」現象がおきているのでしょうが、最近[大化け」で、頓に耳にするのが、楽天の山崎選手。オリックスを自由契約になり、楽天に拾われて、3年目の今年、39歳にして、過去最高の成績を収めそうな勢いで、ガンガンホームランをかっ飛ばしています。先日、スポーツニュースで、「なぜ『大化け』したのか」、の質問に、「序盤不調だったときに、野村監督から『何悩んでるんだ。まだシーズンはじまったばかりじゃないか!』と励まされ、吹っ切れた」、と語っていました。コーチの存在って本当すごいです。イチロー選手のように、自分自身をコーチングできる人もいれば、山崎選手のように、外部のコーチによる影響で、その能力をFullに発揮できる人もいます。この、コーチングに興味があり、『NLPコーチング』という本を最近読みました。人間の学習と変化のレベルが階層かされており、下から①環境②行動③能力④信念・価値観⑤自己認識⑥スピリチュアルの6階層があり、それぞれ人がどの階層にあるのか、を理解しながら、望ましい結果に到達することを助けるのが、広義なコーチングで、それぞれの階層に対するコーチングスタイルとして、①ガイディング②コーチング③ティーチング④メンタリング⑤サポーティング⑥アウェイクニング、があり、たとえば①の具体例として・・・、といった感じです。④の中で、Reframingというスキルがあります。簡単にいうと、同じ事をPostiveに捕らえなおして言い換えてあげることです。間違いなく、山崎選手は、心にもやもやがあって、それが本来もっている能力の発揮を妨げていました。そのもやもや、とは、おそらく「4番に抜擢されたのに、全然結果がだせない。もう年だし、今度こそ引退かも」という類のものでしょう。そこで野村監督は、事実、結果はでていなかったものの、『まだはじまったばかりだ』、という部分を強調することによって、「これからがんばればいい」という前向きな気持ちを引き出せたのです。
自分もこういうことを他の人にできるような人間に、心の底からなりたい、と思います。

2007年6月26日火曜日

Reunion

昨日は、現所属会社のOB/OG会でした。正式退職前に、本当の意味で、戦友たちと、会食できて、最高でした。入社以来しのぎを削ったライバルや、製品の不具合により生じたお客様との間の亀裂を必死に埋めあったEngineer、寝る間を惜しんで提案書の作成に共に没頭したSEなどと話をしていると、心のそこから「本当にこの会社には、できる人間がたくさんいたんだなあ」、また、「自分はこの6年で本当にさまざまな経験をしたなあ」と、感傷的になりました。また、近い将来、みんなと、大きな目標にむかって、やらされている感を一切もたず、純粋に目標達成のために、切磋琢磨しあう環境に、身をおき、今度こそは、その目標を達成して、昨日と同じような、楽しい会を開きたい、という気持ちを強く持ちました。Viva webMethods.

2007年6月21日木曜日

VC

あるIT特化型VCの社長と1時間ほど、雑談してきました。
非常に有意義でした。自分がいかにVCに対して無知であったのか、
はっきり認識できました。VCは名のとおりあくまでもCapitalあってのビジネスだ、ということで、
最終ゴールは、もちろんCapitalGain。かつベンチャー投資は、企業から1年以内に実施、となると、求められるスキルは、いかに成長、成功しそうな会社を見極めるか、これにつきる。VCでハンズオンとかいっても、Capitalismの観点からすると、資本家が労働側に回る、って本末転倒。資本家は、労働者を商品としてかって、資本を増やすことに専念するのが、ミッションですね。納得したのは、Capitalistの究極は、バフェットのような、会社を見極める技量を高めることであり、ハンズオンをやっているCapitalistはCapitalistとして、失格である、ということ。一緒に夢を実現しましょう、という理想を掲げながら、実際稼いでナンボの現実と常に向き合っているのが、Capitalistですね。Capitalistは、個人投資家としての小生が味わう満足度に近い、と想像できました。勝ち馬をあてる競馬の興奮にも近いですね。VCにいきたい、という動機は、Ventuerでは営業に困っている会社がたくさんあり、そういう会社を資本関係をもって、支援できないか、とおもっていたのですが、Capitalistの追求と、ハンズオンの追求は、まったく別のベクトルだ、ということですね。ここが再生型PrivateEquityとの一番の違いだと思いました。ただ、ひとつ自分につながりそうなことを、おっしゃられていました。このVCは、今後Incubation業務を立ち上げる、とおっしゃられていて、ゼロからの時もあれば、うまくいかないVentureを買ってきて、再生なんてことも、考えているようです。自分がVCにかかわるとしたら、その接点かな。

2007年6月18日月曜日

予算組み(Budetting)

先週まで、セミナー参加、お互いの親戚回り、予備校など、忙しくすごしておりましたが、それらも無事に終え、いよいよ渡米の準備に集中できるようになりました。今日は、留学費用の予算組みをしておりました。以下、自分でざっくりと予算をたててみたのですが、
Expense
First-Year Student '09 Tuition           $41,670.00
Student Health Insurance*              1,690.00
Student Health Fee                   546
MBA Association Fee                  375
Graduate Student Activity Fee            26
Graduate Recreational Facilities Fee         66
Books, Supplies, and Course Packs 1,140.00
Laptop Computer 2,500.00
Transcript Fee (one time fee-1st yr) 40
Pre-Term Fee (one time fee-1st yr) 1,250.00
Total Educational Expenses $49,303.00
 
 
Expense
First-Year Student '09
Rent/Housing (includes utilities) 11,280.00
Utilities 2,400.00
Food 21,600.00
Miscellaneous 2,880.00
Phone, laundry,
insurance, entertainment,
personal, internet access, etc.
Local Transportation 1,840.00
OverseaTravel(年4回、1回=2000ドル、二人) 16,000.00
DomesticTravel(年8回、1回=500ドル、二人) 8,000.00
 
Total Living Expenses : $64,000.00  
Total $113,303.00

2年間で、2000万円が相場と、聞いていたのですが、いざ計算してみると、一年で
1ドル=123円で約1400万円になりました。これは変更できないので、仕方ないですが、
ポイントは、どのタイミングで、円をドルに交換するか、ですね。直近の2年をみても、
一ドル、111.51円(06年5月)(円高)、123.41(本日)と、約12円の差があります。
つまり、ドルを安く買えた人と高く買ってしまった人で1年間で、約135万円の差が
つきうるということです。これは、ちょっと真剣になりますよね。いくつかかんがえてみました。
為替レート、為替手数料、送金手数料、の3点がタイミングおよびドル換金手段により変わってきます
が、ポイントは、為替レートをどう見極めるか、ですね。(あたりまえですね。)
A)為替レート
今は、円安なのでしょうか。円高なのでしょうか。ここの読みにより、意思決定がきまりますね。
B)為替手数料、送金手数料
インターネットバンクは、為替手数料は安いのですが、外貨送金を受け付けていないので、大手
銀行が前提になります。為替手数料は、ほぼ一律片道1円ですね。
外貨送金手数料は、CITI(4000円~2000円)かゆうちょ(2500円一律)ですね。

以下、3つくらい考えてみました。
1)渡航前に円をドルに変換し、USで口座開設後、1回で全額送金し、USの銀行で
SavingAccoutに預け(年利3%程度)
2)年間数回に分けて、送金し、為替変動リスクを平準化する(変換までは円でキャリーする)
3)CITI銀行などで、ドルに変換した上で、投資信託(ドル建て)を購入し、
年利10%を目安に資金運用をする

不確実性というリスクだけをみれば、1)が一番確実ですね。年利3%で、かつ今の為替で、ドルを確定してしまうわけなので、為替リスクにはさらされないです。2)は、為替リスクに対して、2年間の平均をとれれば損ではない、というスタンスをとった場合です。為替がおおぶれした場合の、不確実性は、拭い去れません。3)は、為替リスクはないものの、別途運用リスクが発生します。不確実性も高いです。

個人的には、少なくとも年内で、117円以下にふれることはなくとも、123円以上になることは十分あると考えており、現時点では、1)か3)を選択しようと思っております。

2007年6月14日木曜日

某投資銀行会食会

今、会食会から帰宅しました。
六本木ヒルズ近辺で、Canditdate7名とBanker5名の会食。
小生がいくDukeからは、2名、Colombia1名、Darden1名、Wharton1名、NYU1名、GSB1名でした。
また発見がありました。 今小生がやっている仕事とのパラレルがたくさんありました。
SplitPolicy、Closingのタイミング、価格は誰がきめるの、パーセンテージそれとも絶対値、
リードはどうやっておこすの・・・。まさに、営業です。 明日は、別の投資会社のケーススタディーです。ケースなので、業務の疑似体験ができるはず。 楽しみです。

2007年6月11日月曜日

Leadership

hg先週のプレゼンコースとは別に、今、留学準備に向けた学校に通っています。今日は、同じくMBAに行く友達がもってきたケースを扱いました。リーダーシップ関連のマテリアル2つを読んだ上で、NUMMI(http://www.nummi.com/)におけるケーススタディーをこなす、というものです。この学校では、Leadershipを扱うことが多いのだが、今回は、たまたま友達が選んだケースとはいえ、以下のような、柔のLeadershipを提言しているケースを、米国発のマテリアルでよく目にします。

→Servant Leadership(召使のように部下に接するリーダーシップ)
→Building Learning Organization(組織が常に学習する能力を維持する役割)
→Designer(守るべき価値観などを導入する役割)
→Teacher(スキルを引き継ぐ役割)
→Steward(部下に奉仕する)
→Unlearning skill(価値観に縛られず、客観的に間違っていることに気づく能力)

ちなみに、NUMMI(GMとTOYOTAの合弁会社)のケースとは、簡単に説明すると、NUMMIから、TOYOTAの優位性を学ぼうと試みたGMだが、当初想定(TOYOTAには技術の優位性がある)とは違い、TOYOTAの優位性とは、従業員一人一人の高い士気に基づき、地道に改善、無駄とりを促進するWorkingEnvironmentであったことを学んだものの、結局それをGMに移転できなかった、という話だと解釈しました。このケースを事例に、リーダーにおけるUnlearnining能力や、Servantismの重要性を説こう、ということだ、と理解しています。

このケースを読んで感じたは、MBAの教材そのものに、Premiseがあり、そこを感じることが、おそらくInternationalStudentのValueなのではないか、ということです。小生が例外かもしれませんが、小生は、上のようなリーダーシップを発揮しようと常日頃心がけてきました。なので、とくに目新しくないのです。しかし、おそらく米国人にとってのリーダーシップ像からすると、本件で学ぶべきことがたくさんあるんでしょうね。そんな観点で、MBAの実際のクラスで、質問していけたらおもしろい、と思いました。

2007年6月9日土曜日

英語プレゼン

昨日までの二日間、留学への備えで、英語でのプレゼンを学びに、某専門学校にいっておりました。テクニカルに学んだ内容は、
http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/AO6GN9EB8N11G/503-9749076-9316746
にある「パワープレゼンテーション」の中で、書かれている内容とほぼIdenticalです。授業内容は、あたかも、スキーのマニュアルを読み、その後スキーを滑ってみて、習ったことが身についているのかを批評しあう、というもので、私自信、計5回プレゼンをしました。すべてビデオにとってもらっているので、自分自身を客観的に見ながら、新たな発見がたくさんあり、非常に有意義でした。何が新たな発見かというと主だったところは以下の点です。

1)Audienceを分析すること、Keyメッセージ(結局お前は何を言いたいのか)を完全に理解していること、プレゼンのGoalは何かを完全に理解にしていることが、資料を作り出す大前提である、ということを強く認識させられた。
2)Less is More(アーキテクトのミーシの言葉)。資料をシンプルに作る。
3)伝え方(Delivery)のレベルは同じでも、話す順序(Structure)を工夫することにより、プレゼンの質が著しく向上する。具体的には、いいたいことを最初にもってきて、それがなぜ重要なのか、という形で、Bodyをつけていく。
4)自分がどう見えているか、は自分が思っているほど酷くない
(発表の最中、自分はかなり動揺しているのだが、周りの人は小生を、落ち着いていると評価し、実際にビデオで自分を確認すると、ほとんど動揺がみえない。)
5)ただし、「Ah-」とか「Eh-」とか、余計な奇声をたまに発している
6)しかし、自分ではまっったく意識していないのだが、自分のBodyLaungageが芸術的であった

特に、1)については、徹底的に指摘をされ、とことん具体化することによって、プレゼンのタイトルが3回かわり、Purposeも3回かわり、その変化により、話す内容に対する自信がましていったことを体験できたことが、貴重でした。

皆様は、プレゼンの準備、実際において、どのようなことに気をつけていらっしゃいますか。非常に興味のあるテーマなので、ぜひご教示いただきたく、お願い致します。

投資銀行

昨日で、トータル6行の投資銀行の方々(特に投資銀行本部の方)とお話を重ねてきました。最初はさっぱりでしたが、ようやく概要を、理解できてきました。(といっても投資銀行本部の業務のみですが・・・。)小生が今やっている仕事の枠組みと非常に近く、Coverage担当(ITでいう営業+SE)とProduct担当(ITでいうSE+コンサル)という2軸で、企業のTOPに、ファイナンスサービス(M&Aや、資金調達など)を提供していく、というものです。僕がいくとしたら、Coverageですね。MBAから帰ってくる2009年度には、34歳をむかえる。過去に蓄積したスキル、知識を一切無視した転職をするのは、それなりの覚悟がないと、できないですね。具体的には、自分より年下の人の、3倍は、物事をより吸収し、3年間で、同期に2年さをつけるぐらいの気概が必要です。ってことで、Coverageをターゲットにすると、おそらく以下の知識・経験を加えれば勝負できる、と感じております。
1)Product担当の人と会話をするために必要なファイナンスの知見
2)企業の経営者と会話をするために必要な経営知見
そして、おそらく以下の点にExciteを感じるはずです。
1)経営者と頻繁に会話することによる刺激、視座の向上
2)プロダクト担当と提案書を作成する中での金融知識の体得
3)HighCompetitiveな環境における、DealClosing
4)3)の結果に跳ね返るIncentive
来年の夏のInternでは、この仮説を検証する意味で、IBDで働く選択肢はあり、とおもいました。

2007年6月7日木曜日

M社&英語プレゼン

本日は、9:30-17:30まで英語プレゼンの特訓を、19:30-21:30まで某投資銀行(M社)のセミナーに参加してきました。なんといってもM社で出会った人々、最高です。これまで、何行か投資銀行セミナーに参加し、Banker達と会話をしてきましたが、ここの人の質は、格別でした。(お会いした方が、ほとんどDirectorクラスだった、ということもあったかなあ?)
何が格別か、というと、ん~、主に2人との会話から、そう思ったのでした。
1)弁護士からIBに転身したDirector
→弁護士では知的好奇心が満たせなくて、IBに転職したスーパーエリート
2)40歳のTopBanker→自分のPotentialにとことん勝負を挑むボクサータイプ
まあ、二人ともSimpleなこと(究極の知的好奇心、自己陶酔)にとことんPureでしたね。
そこに共感しちゃいました。特に後者の方とは、30分ほど話をしましたが、考えていることが
非常に近かったです。

話が前後しましたが、英語プレゼン。もともと日本語でもプレゼンを体系的に学習したことはなかったのですが、プレゼンて、ある程度体系だって学べるものなんだ、と思いました。Sit分析、Audience分析
Keyメッセージ、ポイント+サブポイント+ベネフィット+サポート×3、Deliveryと文字にしてしまえば、一行ですみますが、このようなことを意識するだけで、かなり贅肉はそぎおとせます。プレゼンについては、何を学んだのか、別途に、それだけをテーマに書かせていただこうと思います。ちょっと皆様と、意見交換をし、さらに見識を深めたいので、ここまでお読みいただいた方、今週土曜日のブログで、書きますので、ぜひ、意見してください。

2007年6月5日火曜日

入籍と大日本人

 本日入籍しました。紙を役所に届けるだけなので、あっさりしたものですが、届け出た役所に、嫁の母親がサプライズで花束をもって待っていたので、炎天下の中嫁と嫁の母はすこししっとりしていました。そんな姿を見て、夫としての自覚、責任をより一層強めたのでした。


 嫁は、午後休暇をとっていたので、夕方から、一緒に映画をみにいきました。
まっちゃん初監督作品「大日本人」。
(以下映画を見る予定の人は、読まないほうがいいです。)
個人的には、つまらなかったなあ。笑いを狙っている、ときいていたので、周防監督の「しこふんじゃった」で得たようなものを期待していたのですが、内容はまじめ。日本人らしさ、を自然な会話の中に表現するために、ドキュメンタリータッチにしたのだろう。たとえば、日本人の会話の曖昧性、Downsizingが得意な日本人、日本の建前社会、外人におもわず迎合してしまう日本人などなど。僕の解釈が捻くれているのかなあ。

2007年6月3日日曜日

DI

昨日6月2日(土)は、某キャリアコンサル会社企画の、「Pre-MBAセミナー」に参加させていただきました。簡単にいうと、MBAHolderの採用に積極的な会社と、将来のMBAHolderとが、お互いの紹介をする場です。投資銀行、コンサル、事業会社が主体に、12社ほどが参加してました。小生、DI(ドリームインキュベーター)という会社に以前から、非常に興味をもっており、そこが出展する、ということで参加をしました。DIは、ボストンコンサルティング(BCG)の元日本代表の堀さんが、作った会社で、超特急で、東証一部に上場した会社で、戦略コンサルティング業務と、ベンチャーのインキュベーション業務(+インベストメント)の2本柱で、ビジネスをしている会社です。
(よろしければ以下のURLをご査収ください。)
http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/AO6GN9EB8N11G/ref=cm_rv_thx_aya/503-2189760-5759159

小生、ソフトウェアベンダーの外資系日本法人の営業をやってきて思うのは、
社長の器でない人が、社長をやっているケースが多いということです。
それ故、以下の問題をはらみ易い。
1)日本の方向性を本社に説明できず、意思決定の実権を日本法人社長が握れない
以下は1)を前提にしておこる典型的な問題だが、
2)体制も規模も違うのに、米国型の人事モデル(給料)を移転することにより、 いびつなコスト構造でビジネスをしている→利益がでない
3)目標、価値観を共有しないため、離職率(Turnover)が高い
4)長期的な視野にたった営業戦略を計画・実行できず、突如売上が下がる

上の問題については、DIのいう「累積経験」により、それを生業とする事業会社の仲介により、
売上げを上げ、コストを下げることができる、と信じています。

米国の日本法人進出から、Sustainableな成長を継続できる会社作りの手伝いを、資本を入れるところから、DIのような会社で、実践してみたいものです。

2007年6月1日金曜日

戦略系コンサルティングセミナー参加

昨日、経営コンサルティング(某B社)のセミナーに参加してきました。5月末から6月頭にかけて、PreMBAセミナーと称して、今年の夏よりMBAに行く学生向けに、主に投資銀行と経営コンサルファームが会社の紹介、来年のサマーインターンの応募要項、社員との交流などを提供します。

小生、将来のGoalとして、40才手前で、外資系企業の経営者、もしくは起業をしたい、とおもっており、MBA取得後、どのようなキャリアでいくのが、望ましいのか、を考えている。そんな中で、今は間口を広げるために、手当たり次第、セミナーと名のつくものを回っているのである。

経営コンサルについては、
給料)高給取り
必要なスキル)卓越したロジカルシンキング、およびプレゼン能力
仕事のOutput)経営戦略の提案までは行うが実行は行わない
というイメージがあり、それが実際どうなのか、を発見するために、参加したのだが、
1)給料は、コンサルタントの役職(MBA卒)で、2000万円前後
2)上の2つもさることながら、対人知性(Empathy)が求められる
3)実行までを提案するのが、某B社の提案の基本スタンス
ということであった。

発見としては、
1)B社は、個の長所をさらに伸ばす、というスタンスであること
2)Client企業の気持ちを理解することを(Humanity)重視していること
3)実行まで提案し、売り上げの2割は実行コンサルからきている、ということ
4)仕事はタフだが、徹夜の繰り返しのようなことはない、ということ(一人1プロジェクト)
の4点かな。

大企業がターゲットなので、それなりの規模の経営者が抱える問題を解き、結果に結び付けていく
プロセスを高い報酬をもらいながら、学び、血肉にしていくこと、これが、経営コンサル業の魅力だ、と確信しました。

実行については、やはり人月1000万円という高いフィーが足かせとなっているのか、提案には必ず入れるものの、やることを決めるところまで経営コンサルに依頼し、実行は自社社員で、というClientが、多いようです。

経営にとって一番大事なのは、戦略である。
経営にとって一番大事なのは、実行である。
どちらも真だが、この問いに対する思いが、経営コンサルで働きたいかどうか、の分かれ道だ、と思いました。